【石出恵】世界中の子どもたちが自分の可能性にチャレンジできる社会をつくる
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【石出恵】世界中の子どもたちが自分の可能性にチャレンジできる社会をつくる

タグ
教育✏️
雇用創出
ソーシャルビジネス
形態
参加プログラム
カンボジアでのインターンシップ
年代
20代
所属
Sunday Morning Factory株式会社勤務、法政大学 人間環境学部卒業
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最終更新日
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世界の不平等さにどう関わるのかを決める

-プログラムに参加した理由-
大学3年生の夏、就職・JICA・NPOなのか今後の進路に迷っていました。学生団体でカンボジアの農村部の教育支援にボランティアとして関わっていたので、一度ビジネスの視点からこの国に関わってみたいと思い、海外インターンを決意。カンボジアの発展のために起業された経営者に出会い、フリーペーパーを発行している会社でインターンをすることにしました。
カンボジアに関わっていきたいと思ったのは、クラスで最も頭が良い子にインタビューをした時のことがきっかけです。彼女は優秀だけど学校は休みがち。なぜかと聞いてみると、週に2、3日は弟とペットボトルを拾いに行かないといけないからとのことでした。彼女は大学の選択肢も知らず、親は高校を卒業したら工場で働いてほしいと話していました。学びたいと思っている子が、学校に行けずペットボトルを拾いにいく仕事をしないといけない。世界は不平等だと衝撃を受け、初めて怒りを覚えました。
 
貧困問題を解決するために教育分野に関わると決めたのは、教育には逆転できる力があるからです。貧困家庭に生まれたとしても、勉強して、ちゃんとした職に就ければ、貧困のサイクルから抜け出すことができる。頑張ったら頑張っただけ結果が出るのが教育だと思いました。
私は人生をかけてやっていくのか。
自分がこの問題にどう関わっていきたいのかをこのインターンで模索したいと考えました。
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自分の人生を教育・貧困支援に捧げることを決める

-プログラム前後の変化-
正直インターンは苦い思い出です。期間は1ヶ月半。現地レストランへの営業、ニュース記事の更新、文化を伝える企画に携わりました。
インターンは初めてでしたが、主体的に動く大切さを痛感。当時は、依頼される仕事のみをこなしている自分がいて、いつも受け身姿勢でした。学生団体は自分で組織を立ち上げ、自ら未来を描いていかないと!と推進していましたが、インターンでは心の中でこうならないかな?と思っていても口に出せていませんでした。
ただ、インターンを通してカンボジアにどう関わりたいのかは明確になりました。週末には村に行って活動をしていましたが、やはり私は教育支援に関わりたい、貧困を解決したいという想いが強くなりました。
 
その後大学を1年間休学し、カンボジアで語学塾の立ち上げをしました。日本語を教えたり、生徒やスタッフの募集等学校運営をし、多い時には150人程生徒がきてくれました。スタッフも約8名、学校に通えていない子たちと暮らしを共にしながら進めました。
そこでは教育の大切さを教えることが出来ましたが、しっかりと安定した収入がある雇用を創ることが、子どもたちが教育を受けられるようになる最初のステップだと思いました。また、語学塾を現地人で運営できる学校にできなかったことに、自分の力や継続性に課題を感じ、今後はボランティアではなく、ソーシャルビジネスとしてこの問題に取り組もうと心に決めました。
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雇用を創ることで教育を受けられる子供たちを増やす

-現在のミッションやそれに向けて取り組んでいること-
私は今、児童労働をなくすためにバングラデシュで立ち上げたSunday Morning Factory(株)の海外営業を担っています。ジョインした理由は、世界から児童労働を無くすというビジョンが、自分のビジョンと同じだったからです。
1年目は品質管理、組織マネジメント、2年目は国内のお取り扱い店舗の開拓、3年目は台湾市場開拓を担いました。自分がリーダーとなり事業戦略から任せてもらい、販売モールの中で2位となりシェアをとりました。今年は更に大きな市場の中国を狙っています。
事業内容としては、Haruulalaというベビー服を製造・販売しており、工場では貧困家庭のお母さんたちが中心となって働いています。他の工場では雇ってもらえないような初心者の方や子どもを学校に行かせたいと願うお母さん達に雇用を創ることで、子どもたちは働かずに教育を受けることができます。今工場は200人を超えていますが、21年中に400人の雇用を目指しています。
更に、貧困のサイクルを抜け出す為の新規事業も考えています。様々な要因で子供が働かないといけない場合でも働きながら学べるような新しいモデルをここで作りたいです。
 
改めて、自分のビジョンに対して真っ直ぐな取り組める環境で働けてよかったです。全員が児童労働を解決したいという志を持って働いています。更なる雇用を生み出すため、まずは目下中国市場の開拓に尽力しています。
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