【新井 辰和】インドにある日系会計コンサルでTOPになり、熱中している人に寄り添いたい
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【新井 辰和】インドにある日系会計コンサルでTOPになり、熱中している人に寄り添いたい

タグ
現地就職🌎
インド🇮🇳
会計士🧮
形態
現地就職🌎
参加プログラム
Cross-border Professional Project🇮🇳
年代
20代
所属
慶應大学卒業
スズキグローバルコンサルティング株式会社
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次世代リーダーイベント
最終更新日
Website
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日本で働く以外の選択肢を模索したかった

-プログラムに参加した理由-
私は、今から約5年前の当時大学3年生の時に、世界で活躍するクロスボーダー・プロフェッショナル(法律・会計)養成プロジェクト「Cross-border Professional Project(CPP)」に参加をしました。インドを舞台に行われる、1週間の短期プログラムで、現地で活躍するプロフェッショナルの方々との出会いや課題解決ワークを通じて、国際士業への一歩を踏み出すプログラムでした。
 
当時私は、会計士試験の勉強をCPA会計学院という予備校でしていたのですが、予備校の先生がTwitterに当プログラムの情報を流しており、更に予備校でも説明会があったので参加しました。説明会で話を聞き、面白そうと思った勢いそのまま、その場で参加申込みをしていました。初海外ではありましたが、他の参加者もいたので特に不安もなく、且つ大学生で時間も比較的あったので今行こうと思いました。
参加した理由は、一般的な公認会計士が最初のキャリアとして進む以外の道を見たかったことが1番です。その時点では自分が海外に就職するということは考えていなかったですが、「選択肢」として日本以外で働く道もあるということを知っておきたいと考えていました。
 
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インドで働くことへの現実味が帯びた。その後再度、単独でインドへ。

-プログラム前後の変化-
CPPは1週間の合宿で、プログラム中はインドで働く弁護士や会計士にインタビューをさせて頂き、そこで得た課題をもとに解決策をプレゼンテーションにまとめ、現地の専門家の方々の前で発表するという流れでした。私たちは、現地にいる日本人専門家と現地の困っている日系企業を結ぶプラットフォーム(弁護士.comのようなサービス)を発表しました。
 
プログラムに参加して大きく変わったのは、インドで働くというイメージが鮮明に湧いたことです。これまでは海外に行ったことなかったので、日本語が使えない環境だろうなということ以外に特にイメージはなく、そこでどんな困難があるのかはつゆ知らず、ふわふわとした考えしか持ち合わせていませんでした。しかし、現地で働く日本人から直接インドで働くやりがいや難しさをお聞きするうちに、私にはインドで1人で駐在して働く日本人が輝いて見えました。また、インドで10日ほど生活してみて、不便だと思った一方、街の活気が溢れているのを肌身で感じることができました。ここで新卒で働けたら面白そうだなと漠然とした思いが沸いていました。
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その後、大学4年の夏休みに、1人でインドに再度渡航し、プログラム中にお話しするご縁をいただいた鈴木さん(現在働いている会社の社長)の会計コンサル会社に2-3週間インターンシップをしに行きました。プログラム後に何度か「インド来ない?」というお誘いを頂いており、現地で働いてみるという経験を積みにいきました。このことによって、 実際にインド人と働く感覚がつき、少しインドで働くイメージが明確になりました。既に公認会計士に合格していましたが、この時点ではインドで新卒で働くという自分の中での確度は50%くらいだったと記憶しています。
 
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帰国後、日本で就活する中、今度は日本企業で働くというイメージも湧いてきて、インドと日本でで働くということを比べられるようになりました。経済発展真っ只中という活気あるインドの環境が忘れられない自分がいました。悩みに悩んだ結果、インドでの就職を決意しましたが、日本で取得した公認会計士の資格はインドでは使えず、周りの反対はとても強いものでした。これが、海外就職する上での一番のハードルでした。
 

インドにある日系会計コンサル会社でTOPになる

-現在のミッションやそれに向けて取り組んでいること-
インドに来て現在4年目。在学中に合計4週間ほどインドにいましたが、実際に住んで働いてみると全く違うインドが見え、インドに来てよかったと思っています。インド人の頭の良さには日々刺激を受ける一方、インド人と日本人では仕事に対する感覚が違うことも日々痛感します。日本人は仕事ファーストに動くという感覚が共通認識として社会の根底にある一方で、インドだと家族が第一という共通認識のもと動いていると感じます。身内が風邪で体調を崩している等の理由で頻繁に休まれることも多く、日本人のお客様に期日通りサービスをする上で苦労することが多いです。
 
今のミッションは、インドにある日系会計コンサルで1番になること。1番になることで弊社へ依頼される業務の幅の広がりなど、1番になることで初めて見えてくる景色があると思っています。私一人で提供できるサービス量は限界が知れているからこそ、会社として、チーム全体として全員でレベルアップしていくことが不可欠だと最近感じます。
 
私がこの会社でインターンをした時はたった4名だったのですが、今では15人にまでメンバーが増えました。営業、採用、社内のシステム作り、実際のオペレーションなど、多分野の経験ができるのは創業期の会社の面白いところです。従業員数が4名だった際に抱えていた課題と15人の際に抱えている課題は全く異なり、日々会社が大きくなっていくのを感じることができるのも醍醐味の一つです。成長すればするほど異なる課題が出てきてそれをインド人含めチームで乗り越えるのは楽しいです。
 
今後の個人的な短期的な目標としては、日系企業がインドに進出する時に最初に頭に浮かんでもらえるような専門家になりたいです。今やっていること以上に複雑な案件も他のインド人専門家とコラボレーションしながらハンドリングしていかなくてはならないので、インド税制の専門知識や専門家としての英語力の習得も含め成長し続けていく必要性を日々ひしひしと感じます。また、インド人との仕事に対する姿勢や認識の違いに関して違和感を感じる度に彼ら彼女らとコミュニケーションをとりお互いの認識をすり合わせ、より会社として出せる価値を高めていくのも私のミッションです。日本の上場企業が求めるサービスレベルを常に提供できてる会計コンサル会社はインドには多くないので、差別化することでもっと会社を発展させていきたいです。
 
長期的に「ありたい姿」としては、懸命に働いている人に寄り添ってサポートする存在でありたいです。懸命に働いている人を見ていると私自身も感化されます。一つのことに目掛けて全振りをしている、人生をかけている、そうやって人生を楽しんでいる人をみるとどうにかして応援したくなります。懸命に挑戦されている方々を見ていたいと純粋に思います。
 
自分も、高校まで受験があり部活もあり熱中していましたが、大学生になると時間もでき、ゆるむことも多く、常に熱中できる状態ではない環境に違和感を感じていました。このまま日本の大学を出て日本の会社に就職していたら、満員電車で戦意喪失の目をした社会人の一人に自分自身がなってしもう可能性に危機感を覚えたのもインドに飛び出した理由の一つです。インドに来て、今は後悔はありません。自分の決断をその後の人生で後悔しないように意味づけていくのは、決断後の自分の行動次第かと思っています。
 
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